気分について
人に湧き上がる色々な気分。そんな気分は身体君の状態を表しているので、身体君の状態が変化することで変わっていくのでした。そして「今」をいい気分で生きること。それが幸せに生きること。人生を幸せにするとは、それだけのこと(^_^)
気分と思考君と身体君の関係(・_・)
喜怒哀楽などの気分(感情)とは、思考君がどんな走り方をしているときであり、身体君がどんなときに感じるのでしょうか?
喜ぶとき(^_^)
思考君:
物事が思い通りに運んでいるから、不安・不満を解決する必要もないので、静まっている。
身体君:
筋肉は弛んで、呼吸は深く、背筋はシャキッとしスーッと伸び、血液循環もスムーズ。
怒るとき( `_´ )
思考君:
物事が思い通りに運ばないことで生じる不安・不満を無理矢理にでも解決しようと走っている。
身体君:
筋肉を緊張させ、呼吸を速くし酸素を取り込み、血液を全身の筋肉に流そうと心拍数を上げ、動く態勢を生み出している。
哀しいとき(´_`)
思考君:
物事が思い通りに運ばないことで生じる不安・不満を無理矢理に対して「解決したい!/どうしようもない!」と矛盾した思いで、右往左往している。
身体君:
筋肉は緩みきり 呼吸は浅く、背筋は前にま~るく曲がり、血液の流れは滞りがち。
楽しいとき(^_^)
思考君:
何をどうしようとする思いもないから、不安・不満を解決する必要もないので、静まっている。
身体君:
筋肉は緩んで、呼吸はゆ~ったりと深~く、背筋はスーッと伸びて、血液循環もサラサラ~。
このことから、いい気分のとき思考君は、不安・不満を解決する必要もなく静まっていて、身体君は全細胞君に新鮮な血液が流れている(^_^)といえるでしょうか。
逆に、悪い気分のとき思考君は、不安・不満を解決しようと大急ぎで走っていたり、解決できない問題の答えを見つけようと空回りしていて、身体君はどこかしらの細胞君に新鮮な血液がながれていない(*_*)といえるでしょうか。
確かに、嬉しい時、楽しい時にあっては思考は滞る事なく働いておる故に"いい気分"に違いない。じゃが、嬉しい楽しいなどの意気揚々とした興奮的快楽とは必ず、悲しい退屈などの意気消沈とした沈静的苦痛の反動として起こるものじゃ。
故に、嬉しい楽しいなどの気分は、それを成り立たせておる条件が変わり次第、一転して悲しい退屈などの気分に戻るのじゃ。
本当の"いい気分"とは、苦しみの反動としての喜びではない。それは元より沈んでおらぬ故に浮かれる事の無い、真っ平らな気分なのじゃ。
♨ 2020/02/25
不安があっても不安にならない(・_・!
気分とは、身体君が働きやすい状態のときによくなり、働きにくい状態のときに悪くなるのですが、安心・不安・不満・満足っていうのも身体君を通して感じるものであり「感覚」です。つまり身体君の状態さえ整えておけば、不安・不満を感じることはないということなのです。
そして、誰かや何かを責めたり、愚痴をこぼしたり、イライラしたり……。
人が不安・不満を感じ、悪い気分になるのは、単に思考君が不安・不満の面に向いているからです。
たとえば、カラオケ、ダンス、ヨガ、サッカー、ゲーム、絵をかく、本を読み……など、集中しているときには不安・不満を感じることはないでしょう。また、多くの人が「死」に対して不安があっても、常に不安を感じている人は少ないように、不安なことがあっても、それとは別の何かに思考君の注意を向けさえすれば、不安・不満を感じ、悪い気分になることはありません。
不安・不満があることと不安・不満を感じることは、まったく別なのです。
不安があっても不安にならない(・_・!!
不満があっても不満にならない(・_・!!
人が本当に恐れているのは、不安なことがあることでも、不安なことが起きることでもなく、不安を感じることなのかもしれません。
そして不安を感じないために思考君をコントロールし、身体君を整えておく必要があるのです(・_・!
思考君を止める ― 欲から自由になるの法
その3 ― 放置するの術
放置の奥義4 ― 表現をコントロールするの術
「欲」は放っておいて、解決しようと走っている思考君を、表現をコントロールすることで止めることです。
放置の奥義2と3でお話ししたように、身体君の呼吸や姿勢、動作などの「表現の場」に注意を向け観察するとき、思考君は不安・不満などの欲の解決策を練る「思考の場」に行けなくなります。そして表現をコントロールするときは、「表現の場」にい続けることですから、思考君は不安・不満の面に向くことができなくなるということです。
また、他人や不合理なことはコントロール(思い通りに)することができないから、不安・不満が湧くのですが、身体君の表現をコントロールすることはできるのです(無理のないことであれば)。そしてそれは思い通りに物事が運んでいることですから、不安・不満が湧くことはないのです。
積極的に表現をコントロールすることは、身体君を整え、いい気分を保つことになるのです。
そして、表現をコントロールすることは、思考君をコントロールすることなのです(・_・!
自分に優しくしよう(^_^)
気分をよくする面に思考君を向けるには、お得なことが大好きという思考君の特性を活かした認識が役に立ちます。
- 自分が最も求めていることはいい気分でいること。
- 自分は気分が悪くなることを決して求めていないこと。
- 気分をよくして得をするのは自分自身であること。
- 気分を悪くして損をするのは自分自身であること。
以上のことを思考君にしっかりと認識させておきます。
すべては「ゼロ」であり、気分をよくするのも悪くするのも解釈次第、自分の自由なのでした。だから自分を悪い気分にさせているのは、ほかならぬ自分自身なのです。
それは、好きな人にデートに誘われているにもかかわらず、嫌いな人といる方を選んでいるという、か〜なりもったいないことなのです。
ですから誰かや何かを責めたり不平不満をこぼすことは、誰かや何かに優しくないっ! という前に自分自身に優しくないといえるでしょう。
気分が悪いときって、自分に冷たいとき(*_*)
そして、気分がよくなる面に思考君を向けることは、自分に優しいこと(^_^)、自分を大切にすること(^_^)
いつでもいい気分でいるとは思考君をコントロールすること。そしてそれは人生をコントロールすること。
いつでも自分の気分を気に掛けてあげましょう(^_^)