身体について

心と身体を一から習う

人は身体を使って歌ったり、踊ったり、喜んだり、怒ったり、悲しんだり……色々な、様々な体験をすることができます。何とも身体様様です。宇宙に満ちあふれているエネルギーを、この身体君を通して感じることができるのです(^_^)v

思考君を止める ― 欲から自由になるの法

その6 ― 認識を換えるの術

認識変換 ― 感謝の奥義3 ― 他力本願の認識に換えるの術

ある対象が「自分の欲を満たしてくれる」と認識し直すことで、感謝ができるようにすることです。他(た)が何とかしてくれると認識すると、その対象に感謝の気持ちが湧き上がるのです。

自分で何とかしようと思考君は走りだしますが、他(た)の力にお任せすることで、思考君は止まります。

「他力本願」なんていうと、何だか消極的に聞こえるでしょうか? この言葉君は仏教用語で、救済(悟り)を阿弥陀仏にお任せ(南無)するという「南無阿弥陀仏」からの言葉君です。しかし、人が誰かに物事を心からお任せできるときって、その誰かがその物事を遂行するのに十分な能力があると認識しているときであり、その人を積極的に信頼しているときなのです(^_^)

宇宙には十分な能力があることを知るの術

宇宙には、人知を遥かに超えた能力がありますね。私たちは無から有を作り出すことは不可能です。時空間、星、水、原子、服、食べ物を作ることも、そこに働く法則を作ることも、何一つとして……。宇宙に既にある材料を使わなければなりません。そしてその材料を使わなければなりません。そしてその材料のすべては、宇宙の働きが完璧に生み出しているのです。

そんな叡智ともいえる宇宙の偉大な能力を知ると、自分がアレコレ考えることもない、宇宙は常に完璧に働いているじゃないか。人は所詮、宇宙の法則に沿って生きることしかできないのだ。だったら宇宙を信頼しお任せしよう! な~んて気持ちになる??

―― 身体についてはまだかって(・_・!?

これから、これから(^_^;

身体君には十分な能力があることを知るの術

身体君はすべてを同時進行に、全体のバランスをとり続けているのです。それはまた人知を超えた働きです。

―― 身体君の知恵は宇宙の叡智 何十億年といわれる気の遠~くなる様な長~い時間を生きつないできた身体君の知恵に対し……せいぜい何十年で作られたのが思考君の知恵です。もちろん過去から受けつがれてきた知恵やお婆ちゃんの知恵袋なども素晴らしいと思いますが……
どう見たって月とスッポン。

身体君の知恵は宇宙そのものの叡智であり、それはきっと完璧といえそうです(^_^)

―― 身体君の働きに無駄はない 風邪という症状について見てみましょう。一口に風といっても、鼻水、くしゃみが出る、咳が出る、頭痛・腰痛・関節痛、下痢……などといくつかの症状があります。ではいったい、これらの症状が何故起こるのか? それが問題です(・_・!

宇宙の叡智である身体君は何をしているのでしょうか?

  • 鼻水・くしゃみを出すのは、粘膜を通して鼻から最近などの不要物をだすため……かも。
  • 咳を出すのは、肋骨や背骨、骨盤周りの筋肉の緊張を緩め、うっ血をちらすため……かも。
  • 熱を出すのは、殺菌するため。発汗し不要物を出すため。血行促進のため……かも。
  • 頭痛・腰痛・関節痛は、発熱で血行が促進され、筋肉の緊張も緩まり、細い血管にもドクンッドクンッと勢いよく血流がながれるため……かも。
  • 下痢は鼻水・くしゃみと同様に、処理しきれない不要物をスパーッと一掃するため……かも。

風邪を引くのは、風邪のウイルスを活用して、自分の状態をリセットするため……かもしれません。

また、夏と冬では身体君の働きは随分と変わります。暑い夏は汗をかきやすいなど、熱を発散しやすい状態に変わる必要があり、逆に寒い冬は、熱を閉じ込めておく状態に変わる必要があると思います。

季節の変わり目に風邪を引くことが多いのは、そのときそのときの季節に順応するために、自分の状態をスパッと調節するため……かもしれません。

もちとん季節に対してだけではなく、身体君はあらゆる環境に合わせて、この一瞬一瞬常に変わり続け、生きるためにバランスをとっているようなのです。
風邪の症状としてだけではなく、肩凝り、腰痛などの症状といわれるものから、アトピー・喘息・花粉症などのアレルギー反応といわれるもの。また、肥満や高血圧、骨格の捻れや歪みから病気といわれるもの……。どれも身体君がバランスをとるために反応しているのだといえそうです。
とはいえ、その反応理由は、正直なところよく分からないのですが……。

身体君に無駄な働きはない。そんな気がしませんか??

南無身体仏(・_・!!

現代の日本では、身体君に不調が出ると多くの人が病院等に行き診察を受けたり、市販の薬を飲んだりします。
もちろん必要なときもあることでしょうが、症状を抑えることだけを考えていては、身体君のバランスを崩すことになるといえるかもしれません。
それだけに終わらず、この当たり前のように誰でもする普通の行動ですが、その行動の奥にあるもの……それは身体君の働きに対する不安です。また自分の身体君であるにもかかわらず、他人に任せるという考え方は、「生きる」ということを他人に任せるということにつながります。
それはアイデンティティを揺るがすという深くて気付きにくい漠然とした不安を持つことにもつながるのではないでしょうか(・_・!?

身体君を信頼することで、この不安感・不信感を取り除きましょう。そうすれば、思考君も安心し、余計な不安から勝手に働くことも抑えられ、身体君もゆ~っくり休むことができます(^_^)

他人だって誰だって信頼すれば信頼に応えてくれるもの。身体君も信頼に応えてくれるでしょう(^_^)v

更には「生きる」という事をもあるがままに任せ切る事で、欲望と恐怖は取り除かれるのじゃ。


聖典、聖者の説く自己は生死を越えているという教えを信じる事によって、或いは調べる事によってこそ、決して揺らぐ事のないアイデンティティに安らぎ、「生老病死」に対する執着を離れ、欲望と恐怖を越える事が出来るのじゃ。

♨ 2020/02/22


身体君は宇宙の一部、宇宙そのもの、働きそのもの。
安心してお任せしちゃおう~。南無身体仏(・_・!!


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