2013-01-11

自信

気ままの雑記から習う

今年もいよいよ始まりました。今日は1が3つ並んでいますね……。晴れ晴れとした穏やかな冬の午後です。みなさま、いかがお過ごしでしょうか、尾山広平です。

1年で最も冷える一月の身体君は、手首・足首・首と、「首」が収縮することでも保温しようと働き、骨盤は上部が締まり、下腹へのエネルギーの流れを強め保温しようと働きます。つまり、この働きに乗っかることで、エネルギー状態は上虚下実へと整っていきます。

さて今回は、”自信”についてのお話をしたいと思います。

今年こそは……

初日の出@自宅

新年の始まりに「今年こそは〇〇をするぞ!」なんて、抱負を掲げた方も多いのではないでしょうか。是非ともそれを実現し、楽しい年にされることをお祈りする次第です。……が、文章中に「こそ」という言葉が入っているということは、<今までにもやろうとしていた → が → していない>という状況であることでしょう。

思考君は、言葉と行動が一致していない人を信頼することをしません。すぐに約束を破る人を信頼することはないということです。よって、もしも自分の意志と、自分の行為が反していれば、自分を信頼することができなくなります。

そして自信とは、自分を信頼しているときの心理的状態といえるでしょうから、「明日こそは……」なんて自分との約束を破る回数に従い、自信はどんどん喪失していきます。

自立ー自信の源泉

大自然

他人より優れていれば自信を持てるけど……劣っているから自信は持てない。他人に認めてもらえれば自信が持てるけど……認められなければ自信は持てない。このように他人に依存している思考パターンを使っていては、いつまでたっても自信を持つことはできません。

外側からの影響でパッと生まれた安定感は自信もどきといえ、他人に支えてもらって立とうとしているようなもので、自分自身では「立とうとしていない」状態です。それはいつもフラフラと揺れ動く不安定なものです。本当の自信は、内側から生まれるもので、外側からの影響に左右されない安定感、重み、強さがあります。

自分と他人を比べて、自分をどうにかしようとすることを止め、自分で自分を認め、自立していくことが、自信を湧き出していく源泉です。

根拠はない

あなたの周りに、これといって特別な才能もないのに、いつでもやたらと堂々とした落ち着きがあり、リラックスしている人はいませんか? もちろんそれは、何かに成功する自信がある/ないではなく、その生き方においてという意味です。そのような自信が生まれるのには、根拠となる理由は何もありません。「〇○だから自信がある」ではなく、単に「自信がある」です。それは根拠がないからこそ、自信があるともいえるでしょうか。

それは、自分を認めるのに何かしらの理由を付けることはせず、無条件に自分を認めているということですね。

自信という状態

自信というのは、感覚的状態でいえば、安定感、安心感、落ち着きなどがあり、リラックスしているときです。身体的状態でいえば、全身に緊張はなくゆるみ、骨盤の上部が引き締まり、下部がゆるんでいて、下腹部には弾力があり、上腹部(みぞおち辺り)はゆるんでいるときです。エネルギー的状態でいえば、流れに滞りなく、頭に留まることもなく、下腹に充実しているときであり、いわゆる上虚下実のときです。

自信とは?
  1. 心理的には、自分を認めている
  2. 身体的には、身のゆるみ、下腹部に弾力がある
  3. 感覚的には、安定感、安心感、重み、落ち着き、頭寒足熱
  4. 生気的には、下半身に充足し、上半身は発散しているー上虚下実

感謝していると?

また、生かされ、生きていることに感謝をしている心理的状態であれば、今の自分、そして自分の人生を認めることになります。ですから生きることに自信が湧いています。

今日は一般的に鏡開きの日ですね。鏡開きとは、お正月に神仏にお供えしていた鏡餅を下げ、それをいただき、神仏に感謝し、無病息災を祈願するという風習だそうです。

自分の働きを超えた働きのお蔭で生きている、生かしてもらっていることに感謝し、生きる自信を育んでいきましょう~。やっぱり感謝です。


感謝に溢れた年にしましょう~。


今年こそは……


鏡餅

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