2013-01-08
ゴリラの死生観
こんにちは、尾山です。
ゴリラの死生観。
知るよしもない……
そう思っていませんか?
手話を使って、人と会話するココという名のゴリラをご存知でしたか?
私は、
知りませんでした。
人以外の動物と気持ちを伝え合えるなんて、
ロマンが溢れます!
感動します!
エピソードのご紹介 ココについてのエピソードについて、特に有名なものとして、ボールという名の子猫との話がある。
飼育係のパターソンがココに絵本を読み聞かせていた所、ココは絵本に出てきた猫を気に入り、誕生日プレゼントに猫をおねだりした。 そこでおもちゃの猫を与えたが、ココが気に入ることはなかった。
そこで、ゴリラが別の動物をペットとして飼育することができるのかの実験も兼ね、本物の生きた子猫を与えることとなった。 3匹の子猫が候補となり、ココはその中の自分と同じようにしっぽのない1匹を選び、ボールと名付けられ、2匹の生活が始まった。 当初飼育員達は、ココがボールを殺してしまう事を危惧していたが、ココはボールの体を舐めたり、抱きかかえたりして、愛情を注いでボールの事を育てていた。
しかしある日、ボールは車に轢かれて死んでしまう。 飼育係のパターソンがその事を手話でココに伝えた所、ココはとても落ち込み、手話で悲しみの感情を伝え、大きな声で涙を流して泣き続けた。 この時の様子は映像としても残っており、ココの悲しむ様子もハッキリと確認できる。
『ウィキペディア』より
以下、その時の会話内容です。
研究者:「ゴリラは死ぬときどう感じるのかしら?」
「ーー しあわせ、かなしい、それとも恐い?」
ココ:「眠る」
研究者:「ゴリラは死ぬと、どこにいくの?」
ココ:「苦労のない 穴に さようなら。」
研究者:「いつゴリラは死ぬの?」
ココ:「年をとり、病気で。」
『パラサイト日本人論―ウイルスがつくった日本のこころ』
/文春文庫/竹内久美子著 より
ゴリラ生は、苦である……?